

チリ
加美町
みんなで学ぼう!つながろう!
事業内容
共生社会の実現に向けた取り組みとして、心のバリアフリー研修とバリアフリーまち歩き点検を行いました。研修では社会モデルの考え方を学び、まち歩き点検では小学生を対象に学校周辺を車いすに乗り点検し、バリアフリーマップを作成しました。また、新型コロナウイルス感染症の影響により交流の持ち方が制限されたため、相手国選手団とオンラインによる交流を行います。(予定)
心のバリアフリー研修
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問題を読解中
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シンキングタイム中
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社会モデルとは?
成果報告
町職員を対象に研修を行いました。グループに分かれクイズやゲームなどをとおしてマイノリティやマジョリティそれぞれの立場を理解しました。また、現在では障がい者への考え方は社会モデルとなっています。この社会モデルとは何かということをワークショップ形式で学びました。職員ということで、言葉などは知っているまたは福祉業務に携わっている職員については、法律など熟知している人もいました。しかし、改めて研修を受け障がい者への理解や当たり前のように生活している街並みについて気付かされました。 加美町は、チリ国のパラリンピック選手団の事前合宿地としてホストタウンに登録しています。迎え入れる側として、心のバリアが一つずつ取り除かれていくきっかけにもなったようです。
バリアフリーまち歩き点検
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ここの幅はどれくらいあるかな?
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このトイレは多目的だね
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マップ作成中
成果報告
町内の中新田小学校5学年を対象に行いました。1班6~7名の10班に分かれ、小学校周辺の歩道や道路、公共施設を車いすに乗りながらバリアの有無を点検しました。施設ではスロープの傾斜やドア、トイレを中心に、道路では、歩道の有無や幅、点字ブロック、横断歩道の信号機などを点検しました。車いすで生活している人と同じ目線で歩けたので、よりバリアのあるところとそうでないところがはっきり見えたようです。一通り点検した後は、班毎に点検マップを振り返りながら写真や付箋を貼って作成しました。作成したマップは班毎に発表し、最後に今日から出来ることと題して行動宣言を書きました。