

フランス
金沢市
共生社会のまちKANAZAWAを目指して
事業内容
スポーツ施設・文化施設を対象とした「バリアフリーマップ」と、施設内のバリアフリー状況を映像で確認できる「バリアフリーガイド動画」を作成した。また、フランスのパラアスリートに金沢で活躍するアーティストが出演する音楽メッセージ動画や小学生が作成した応援うちわを送付し、交流を深めた。このほか、パラリンピアンらとのオンライントークイベントや義足体験等ができる「心のバリアフリー・フェスタ」を開催した。
バリアフリーガイドマップ・動画作成事業
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撮影の様子(1)
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撮影の様子(2)
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撮影の様子(3)
成果報告
障がい者のスポーツ促進及び障がい者スポーツ大会の誘致を目指し、金沢市内のスポーツ施設(金沢プール、市総合体育館、市陸上競技場、障害者高齢者体育館)のバリアフリー状況を調査し、ガイドマップ及び動画を作成した。 ガイドマップには、空港や駅からの交通アクセス、近隣の医療施設や避難所等を掲載したほか、文化施設の情報も加えた。 動画は、入館手続きから障がい者用トイレや更衣室などを含む施設内の様子、動線等を車いす利用者がモデルになって撮影することで、障がいのある方が利用をイメージしやすい構成とした。聴覚障がい者への対応及び国際的な障がい者スポーツ大会や外国人選手の合宿誘致に役立てるため、日英仏の3か国語字幕を付した。
「心のバリアフリー・フェスタ」開催事業
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オンライントークショー
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障がいに関する体験コーナー
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スポーツ義足展示
成果報告
義肢装具士の臼井二美男氏、パラアスリートの大西瞳氏などによるオンライントークイベント、義足や車いす、白杖などの体験コーナー、障がい者スポーツ写真展を実施した。新型コロナウィルスの感染拡大のため大規模な広報活動は控えざるを得ない中、300名程度の集客があった。参加者に対してはスタッフが時間をかけて説明し、体験等を通して心のバリアフリーについて考える機会を提供した。なお、学生ボランティアの協力を得たことで、その繋がりで若者の来場が増えたほか、外国の方が体験コーナーにチャレンジする姿も見られ、障がいの有無や国籍に関係なく幅広い市民が参加する共生イベントとなった。
金沢からの応援メッセージ動画作成事業
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横笛と箏
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声楽とピアノ
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日本舞踊とクラシック
成果報告
パラリンピックの延期を受け、厳しい状況下にあるフランスパラ水泳選手たちにエールを届けるため、金沢で活躍するアーティストの演奏とメッセージを収録した動画6本を作成しフランスに送った。和楽器演奏者、声楽家、ピアニスト、日本舞踊家、中学高校生など幅広い方に出演いただき、フランスの選手や関係者の方々に喜んでいただいた。また、動画はSNSで一般公開することで、市民の機運醸成にも繋げた。
ポスター紹介
ポスター紹介
工夫した点
2020年度の様々な取り組みなどをフランス国旗のトリコロールをモチーフにまとめた。今年度の活動を記録した写真と、ポスター作成のためにフランス障がい者スポーツ連盟から提供いただいた公式写真を組み合わせ、ビジュアル的にわかりやすい構成とした。
