共生社会ホストタウン
愛媛県・松山市
愛媛県と松山市は、東京オリンピック・パラリンピックに向けた台湾代表選手の合宿受入れ等のホストタウン交流に取り組んでおり、これまで、パラ柔道やマラソン、女子サッカーなどの合宿受入れを行いました。合宿の際には、県内選手との合同練習やトレーニングだけでなく、道後温泉や松山城といった県内の観光スポットへの訪問や、地元の祭りである「松山まつり」への参加、愛媛の郷土料理である「鯛めし」を堪能するなど、愛媛・松山の魅力を存分に味わっていただきました。さらに、県内高校生による食文化体験交流会が行われ、高校生の指導の下、選手たちが蕎麦打ちやおにぎりづくりに取り組みました。調理後には、生徒が用意した愛媛の郷土料理「いもたき」も振る舞われ、選手団から大変好評でした。また、パラ柔道合宿の際には、選手らと同じく視覚障害を持った生徒が在籍する盲学校を訪問し、生徒とともに柔道体験やサウンドテーブルテニスを行うなど、障がい者スポーツへの理解促進や心のバリアフリー化への取り組みも行っています。
ホストタウン になった経緯
台湾とは、松山市と台北市の友好交流協定締結をはじめ、学校間の姉妹校提携、県と台北市政府との国際交流促進に関する覚書締結など、かねてより様々な分野において強いつながりがあり、近年は、野球やマラソンなどのスポーツ交流にも精力的に取り組んでいます。そのような中、東京2020オリンピック・パラリンピックを台湾との更なる交流拡大及び、関係強化の機会と捉え、スポーツや文化、経済など多様な交流を推進するため、ホストタウンとして登録を受け、様々な交流事業を行っていくこととしています。また、パラリンピアンとの交流をきっかけに共生社会の実現に向けた取り組みを推進していくため、県及び松山市は共生社会ホストタウンの登録を受け、パラスポーツへの理解促進や心のバリアフリー化などに取り組むこととしています。

パラリンピアン等との交流
2019年10月には台湾及びモザンビークパラ選手の事前合宿を受入れ、高校・大学生及びパラアスリートチームとの合同練習や高校生による地元食材の料理提供等の交流を行いました。2020年にも両国の事前キャンプを受入れ、小中学校や特別支援学校の児童・生徒との交流を通じ、パラスポーツへの理解と心のバリアフリーを促進します。今後とも、両国パラ選手等との継続的な交流や、ボッチャの指導者育成・競技人口拡大等を通じ、共生社会を実現します。
ユニバーサルデザインの街づくり
心のバリアフリー
相手国
・地域
× 競技
-
台湾
陸上競技 / パラ柔道 / サッカー / ボッチャ
- 基本情報
- 自治体MAP
- 関連リンク
-
自治体名
愛媛県・松山市
住 所
愛媛県松山市一番町四丁目4番地2
電話番号
089-947-5457
ホストタウンの種類
共生社会ホストタウン


