共生社会ホストタウン
先導的共生社会ホストタウン
兵庫県明石市
明石市は、東経135度の日本標準時子午線上に位置する「時のまち」であり、世界最長の吊り橋が架かる明石海峡に面した「海のまち」としても全国的に知られています。これまで、誰一人取り残さないインクルーシブなまちづくりに向けて、手話言語・障害者コミュニケーション条例や障害者配慮条例を制定して気運を高めるとともに、本市在住のパラリンピアン・別所キミヱ選手の協力を得て、パラスポーツを体験し、楽しみながら共生社会の理解を深める市民参加型の交流イベントなどを実施してきました。明石市は、大会後に選手に訪問してもらう「ただいま・おかえりホストタウン」です。韓国、台湾のパラ卓球選手に、本市の魅力を最大限に活かしたおもてなしができるよう、準備を進めているところです。また、東京2020大会を契機として、市民の「心のバリアフリー」を広げ、「ユニバーサルデザインのまちづくり」を進めてまいります。そして、こうした共生社会の実現に向けた取組を東京2020大会で終わらせるのではなく、「いつまでも」「すべての人に」「やさしいまちを」「みんなで」をキーワードとして継続し、全国に向けて発信してまいります。
ホストタウン になった経緯
これまで明石市は、障害者など支援が必要な市民の拠点整備やネットワークづくりなどを進める「準備期」、手話言語障害者コミュニケーション条例や障害者配慮条例など共生社会の実現のために必要な条例などを制定する「環境整備期」、合理的配慮の提供を支援するための助成制度を立ち上げ、市民や事業者に対する障害理解研修や市民交流型の啓発イベントを実施するなど施策を進める「施策展開期」といったそれぞれのフェーズを経て、共生社会の実現に向けた取組を進めてきました。また、イベントを実施する際も従来の行政サイドからの一方的な「発信型」ではなく、市民とともにふれあいながら理解し合う「交流型」へと発展させ、「やさしいまちづくり」が共生社会の実現に向けた本市の新たなキーワードとなりました。こうした中、国の後押しを受けて共生社会の実現に向けた取組をさらに加速させるとともに、これまでも交流のあった地元パラリンピアンの協力のもと申請を行い、第一陣として登録されたところです。

パラリンピアン等との交流
韓国及び台湾のパラ卓球チームの受入れを契機として「誰一人取り残さないインクルーシブなまちづくり」を全国に広めていく。また、地元パラリンピアン等の参加のもと、パラスポーツ体験等の市民交流イベントを開催するとともに、地元パラリンピアンを含む障害当事者をユニバーサルモニターとして登録し、各種施策についての意見交換や街歩き等を定期的に行い、誰もが住みやすい共生のまちづくりを進めている。
ユニバーサルデザインの街づくり
心のバリアフリー
相手国
・地域
× 競技
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大韓民国
パラ卓球
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台湾
パラ卓球
- 基本情報
- 自治体MAP
- 関連リンク
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自治体名
兵庫県明石市
住 所
兵庫県明石市中崎1丁目5番1号
電話番号
078-912-1111
ホストタウンの種類
共生社会ホストタウン
先導的共生社会ホストタウン


